「幸福実感できる国へ」
子どもの頃大好きだった漫画『ドラゴンボール』。日本アニメを代表する作品として今や海外でも人気です。7つの秘宝を集めると神龍が現れ、願いが適います。
インドでは仏法の守護神、中国では君主の象徴とされた龍。「昇竜」は縁起物としても知られます。首里城正殿も内外で様々な龍で彩られ、その迫力に魅了されます。今日も金龍が燦然と輝き、龍樋から清水が注がれていることでしょう。
近年世界が注目するブータンは「雲竜の国」とも称されます。龍は「幸福」という概念と同様、実態として目には見えません。けれどサンタクロース同様、しっかり1人1人の心に刻み込まれています。
物質的に満たされること、精神的に充足することの違いが震災を期に日本でも見直されつつあります。もしも願いが一つ適うなら、私は基地のない平和な世を祈るでしょう。来年は辰年。贅沢な暮らしでなくともブータンのように1人1人が幸福を実感できる国であって欲しいものです。
2012年1月3日 琉球新報「声」
« 「謙虚さ持って至福の新年に」 | トップページ | 「国内生産を見直すべき」 »
「36琉球新報」カテゴリの記事
- 「人権博物館に思う」(2012.05.23)
- 「食事は健康の源」(2012.04.17)
- 「15の春に思う」(2012.03.26)
- 「プロ野球沖縄キャンプに注目」(2012.02.23)
- 「素直に賞賛できない」(2012.01.10)


コメント